回復力
転ばないより、起き上がる:レジリエンスの具体技術
最終更新日:2025-12-28
「転ぶたびに起き上がり続けることにある。」
この言葉を“精神論”として読むと苦しくなります。現実的な読み方は、「回復は技術で上げられる」ということです。 レジリエンスは気合ではなく、回復の手順を持っているかどうかで差が出ます。
レジリエンスを3面で捉える
回復力は「心」だけの話ではありません。行動・認知・環境の3面で設計すると、再現性が上がります。
1) 行動:まず身体を戻す
- 睡眠・食事・散歩など「戻す行動」を先に入れる
- 問題解決はその後(疲労状態では判断が荒れる)
2) 認知:出来事→解釈を分ける
- 「何が起きたか(事実)」と「どう思ったか(解釈)」を分ける
- 解釈は“仮説”として扱い、事実で検証する
3) 環境:再発を防ぐ仕組みを作る
- 連絡/相談/レビューの“タイミング”を固定する
- 失敗を隠さない導線(チェックポイント)を用意する
回復の最小手順(15分版)
- 事実:何が起きた?(1〜3行)
- 損失:何を失った?(時間/お金/信用/機会)
- 学び:次は何を変える?(1つだけ)
- 次の一手:5分でできる行動は?
“起き上がる”を阻む3つの罠
- 自己攻撃:反省が「人格否定」になっている(修正点が見えなくなる)
- 過剰一般化:「いつもダメだ」と広げる(改善が1つも作れない)
- ゼロヒャク:完璧に戻るまで再開しない(結果、再開しない)
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